2013年4月27日土曜日

三百六十五歩のマーチ

ワン・ツー ワン・ツー
 ワン・ツー ワン・ツー
 
しあわせは 歩いてこない
 だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩
 三歩進んで 二歩さがる
人生は ワン・ツー・パンチ
汗かき べそかき 歩こうよ
 あなたのつけた 足あとにゃ
 きれいな花が 咲くでしょう
腕を振って 足をあげて
 ワン・ツー ワン・ツー
休まないで 歩け ソレ
 ワン・ツー ワン・ツー
 ワン・ツー ワン・ツー
~三百六十五歩のマーチ 水前寺清子  作詞:星野哲郎  作曲:米山正夫~
 
 
この曲が大ヒットしたのは、水前寺清子さんの明るさや歌唱力だけではなく 
歌詞が多くの人から共感を得たからだろう。
大ヒットしたのが1968年。私が生まれる17年前。
それなのに 1番の歌詞を空で言える。昔「懐かしの歌」として聞いた記憶があるが、子どもながらに共感できるものがあったのだろうか。
「人生」という重いテーマの曲なのに、底抜けに明るい曲調なところがいい。
28歳になった今、私の中にするりと入り胸に染み入ってくる。
 
 
喋れるようになったと思ったら、全然わからない。
授業への思いや大切にしてほしいこと。伝わっていたと思ったら やっぱりそう簡単ではなかった。
見えかけた希望の光が、雲にかくれてしまう。
何十年も前・・・いや、そういう感情を描いた詩や小説はもっとずっと昔から山のようにある。
少し話がそれるが、 私が教員5年目の時に 2か月間土日なし、寝る時間も無いような日々に見つけて私の支えとなった言葉がある。
 
「教育の根は苦い。しかしそこになる 果実は甘い ~アリストテレス~」
 
なかなか壁を抜けられない辛い現状を重く考えすぎるよりも、昔むかしの偉人と自分が、同じことをおもっているなんて、ちょっとドラマティックだな。私もなかなかいい視点してるんじゃない?など考えてにやり、とするのが一番いい気がする。
 
そうだ、幸せは歩いてこないのだ。だからこそ、歩みを止めたらいけない。
立ち止って軌道修正。ちょっと休憩、花を眺める。振り返ってあまりに蛇行している自分の歩みをみて吹き出すのもいい。
でもこの道は私の道だ。大切にしてあげよう。
汗かきべそかき歩こう!!

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