2012年12月27日木曜日

シンジリーン バヤリーン メンド フルギー!

 みなさんこんばんは!お久しぶりです。

12月は、1番学校で10コマの授業の指導案検討と授業、改善の話し合い、13コマの授業のサポートをしました。
 自分で予定を組んだものの、毎日授業の案を考えて書き、教具を作り・・・ものすごくハードでした!!

授業の様子はまた今度ゆっくり。まだまだ課題はあるけれど、少しずつ 子どもたちの意見が分かるようになってきたことと、先生たちに「絢加の授業をやると子どもがよく分かる!」と言ってもらえるように!これが一番嬉しかった。
子どもたちからも、たくさんラブレターをもらうようになりましたw

さて、今日は昨日のシンジル(忘年会と新年、クリスマスパーティーが全て含まれたようなもの)の様子を紹介します。


 髪を巻くコテがない、という話をしていたら「みんなで支度するからアヤカもいらっしゃい!」という素敵なお誘いが。先生宅にお邪魔すると、みんなでつけまつげをつけ合ったり、髪を巻いたり、マニキュアを塗ったりと みなさんより美しくなるために余念がありません。開始時間になっても終わらず、30分遅刻で会場に到着。これがモンゴルタイムよ!ですってw みんなそんな感じなので、結局パーティーの開始は予定の一時間遅れ。

 これが会場の様子。なかなか ごうか でしょ?
 1番学校の小学校の先生たちと。
 モンゴルは、午前午後に別れて1つの教室を二つのクラスで使っています。なので、同じ学校内に中学生も高校生も通っています。これは高校の先生と、アメリカから英語を教えにきているボランティア、「ピースコー」の仲間とともに撮った写真。みんな可愛いでしょう?
 この会の中でたくさんの先生たちが表彰されました。なんと私も表彰され、お菓子とたくさんの拍手をいただきました!いつも私を助けてくれる、副校長先生と共に。
2年生の先生たちと一緒に。みんな本当におしゃれ!ちなみに、「ドレスを持っていない」というと先生に洋服屋さんに連れて行かれ、チョイルで3000円くらいで買いました。カチューシャはモンゴルで買ったビーズで手作り!
先生たちとたくさん踊って普段話さない先生にもたくさん声をかけてもらえて、本当に楽しかった〜!いくつになっても女らしさを忘れずに思い切りおしゃれをしてはじけるモンゴルの女性たちには刺激をもらいっぱなしです。

モンゴルは旧正月である2月に大きなお休みがあるので、年末年始はぎりぎりまで学校があります。明日でやっと今年の授業が終了!2日からまた活動。
31日は、上の階に住んでいるサラエグチェーの家族とカウントダウンをすることになりました。
とりあえず明日の授業、楽しんできます!それではみなさん、良いお年を!!

2012年12月6日木曜日

プチ旅プチレポート!

 最近、日中でもマイナス15〜20になってきました。
朝はマイナス30度・・・一歩外に出た瞬間に、鼻に違和感。一瞬で冷凍完了。
はいた息で、髪やマフラーにも霜がつく。

何よりも指とほっぺたが痛い!鼻が凍るときは、マイナス10度越えの時。まつげが凍るのは何度くらいなのかしら。

モンゴル的に「まだまだ寒くないよ」ということですが、マイナス30度が寒くないとは言わせないぞ〜〜寒いものは 寒い。
・・・とはいえ、意外とさらりと すごしております。なれるって すごい。

横浜は今、「前期」「後期」の二期制ですが、モンゴルは四期に別れています。
11月は学期休み&選挙で、とつじょ 二週間学校がお休みに。

せっかく時間があるならば。
仲間のいる県で、ジャイカがやっている「子どもの発達を支援する指導法改善(かいぜん)プロジェクト フェーズ2
http://www.jica.go.jp/project/mongolia/004/index.html
のセミナーが行われるということで、700km以上離れた県まで行ってきました!ということで、

今回はプチ旅?プチレポート!!

6時間の長距離移動のバスの休憩地点にて。なぜかこの時期、子犬がたくさんいます。

休けい地点のお手洗いは、穴がほってあるところに板が渡してあるだけ。
それはいいのだけれど、この穴が すご〜く 深い。。。どう考えても10m以上はあります。
足をかけると、板が「ギギギ・・・」と苦しそうにきしみます。
落っこちたら、どうなるのだろう。ぞぞぞ・・・
エルデネト、到着!
予想以上に都会でびっくり。ここには鉱山があって、まちが とても栄えていて、人も多いようです。
同じモンゴルといえども600km北に上がった街は、町並みも売っているものも全然ちがう。

ロシア料理やさんや、ロシアのお菓子、新鮮な野菜、川魚のスモーク。
極めつけはスキー場!!・・・まあ、私はすべれないですが。本当に素敵なまちでした。

冬にバックパックで長距離移動したのは初めて。荷物が多く、夏よりもずっと大変。




エルデネトからさらに車で1時間、ボルガンに到着。
緑が多く、私の任地とは全然雰囲気がちがう!!
この寒さだと、流れている川も凍るのです!!!
雪景色の山に囲まれた、おもちゃのような色合いの家々。すてき!

セミナーの様子。日本の小学校の様子や板書の説明もありました。

自転車の駐輪所が立体になっている写真を見せて
「ほら、日本は土地がせまいから、こんな工夫までしている!」 とか笑、

赤信号の写真を見せて
「車は一台もいないのに、青になるまで一人で待っている!モンゴル人が待つか?いや待たないだろう!(会場は爆笑。これも教育のなせる技だ!」という説明も。
う〜ん、考えた事なかった!!


モンゴルに来て、改めて自分がやってきたことを見つめ直した時に、
「日本の教育ってすてきだな。」とよく思います。たくさんの先輩先生たちが、もっと良い教育ってなんだろう、と真剣に考えて練り上げられてこられた苦労があって、今のシステムがるのだと改めて思い知らされます。そして、いつか私たちもそうやってさらに良い教育をつくっていくのでしょう。

さて、ではこの国で私が「いま」できることはなんだろう。
3日間セミナーに参加してみて、教育隊員仲間と、モンゴルの教育や日本の教育について、そして自分たちができるとってなんだろう、と話し合った事で、自分のやりたかった事を再確認&さらに具体的になった気がします。

何も先生たちの力になれていないのではないか?という苦しさでモンモンと悩んでいた私にとって、大きな しげきとなりました。

 一度首都に戻り、次は首都からバスで二時間のところにある、「バガノール」という小さな湖のあるまちへ。
 この街は、去年マイナス50度を記録したそうな。他の街よりもずっと雪がたくさんつもっていて、凄く寒かった!
 どんな街でも、行ってみなければ分からない。
そしてせっかくモンゴルに来たのだから、たくさんの街をしってたくさんの人とふれあいたい。そんな気持ちになった二週間でした★



そしてチョイルに戻ってきました!!!ラクダさんのお出迎え。
二週間経って帰ってみたら、チョイルも驚くほど寒くなっていました。地面もすっかり雪化粧。
ラクダもすっかり冬毛です。
 11月は自信をなくしたり、悩んだりと 苦しい月でしたが、12月に毎日活動の予定をビッチリ入れたら悩んでいる暇がなくなって元気になりました^^
悩む暇があったら突進!がイノシシ気質の私には向いているようです。

        一年生の図工の授業の様子。今月から、算数の授業も始まります。
 さあ、明日は3年生の授業!!

今から指導案を直して、授業の準備をして、モンゴル語の練習をして・・・

笑顔、笑顔!!!
もっと、モンゴル語を話せるようになりたい。
もっともっと、チョイルの人々と仲良くなりたい。
もっともっともっと、共に成長したい。

私に出来る事を全てやろう。

そうだ、今年の豊富は、「モンゴルと仲良くなること」だった。
さあ、2012年も残すところあと1か月。

年末まで、走り抜けます!!!