★緊急用の資金のめどがついたそうなので、
一部書き換えました。ご協力ありがとうございました^^
11月19日(火)20:28
みなさんこんにちは!!
日本は今気温は何度くらいでしょうか。少しずつ寒くなってきていると聞きましたが元気ですか?
モンゴルは今、-5度から-15度くらい。まだまだ温かく過ごしやすいです。
さて、山中先生は、青年海外協力隊として、今モンゴルにきているのはよく知っているよね。
どうやってはけんされるかというと、例えばある国から
「算数の教育をよくしたいから、先生をはけんしてもらいたい」という希望があると、JICA(ジャイカ)から
、「ぜひ行って、力になりたい!」といった先生がはけんされて、そこで2年間住みながら活動をするというもの。
先生と同じときに、たくさんの仲間が色々な仕事で、たくさんの国に はけんされました。
その中に、フィリピンに行った仲間たちがいます。
みなさん、ニュースはみたでしょうか。台風30号の影響で、フィリピンのレイテ島という島が大きな被害を受けました。もちろんここに住んでいるボランティアも被災し、悲惨な状況を目の当たりにしました。
自分の住んでいる国が大きな被害を受けたことから、何とかしたいと立ち上がった仲間がいます。
岸本さんという中学校の先生です。
小学生に向けて、そして中高生、保護者の方々に向けてのメッセージをあずかったのでどうか読んでください。
小学生のみなさんへ
こんにちは。はじめまして、わたしは岸本紗矢子といいます。ジャイカの青年海外協力隊員として学校の先生をしています。
11月8日、わたしのいるフィリピンに、とても大きな台風がやってきました。それは今までにおきた台風の中でも一番大きいものと同じくらいだといわれています。
このおそろしい台風は、レイテという島を中心に、木や電柱,たくさんの建物をなぎたおしました。そして、海に近いところでは高波や高しおがおきて、まるで津波のように人々をおそいました。これまでに、約24万人が家をうしない、4460もの人々のいのちがうばわれています(11月14日現在)。
また、町のほとんどすべてがこわれてしまったため、十分な水も電気も食べ物もありません。人々はとても苦しいなか、今もお腹を空かせて、ジッとこらえています。彼らが生きていくためには今、安全に生きているわたしたちからの支援(ささえ助けること)が必要です。みなさんからのきふが集まれば、それで水や食べ物を買い、人々にとどけることができます。
フィリピンは日本のとなりの国で、バナナで有名です。
東日本大震災のとき、日本人に元気になってもらおうと、フィリピンからたくさんのバナナがとどきました。
歌っておどるのがだいすきな、明るくてやさしいフィリピン人に、一日でも早く、笑顔がもどることをねがっています。そのために、みなさんの力を貸してください。
よろしくおねがいします。
青年海外協力隊フィリピン隊員 岸本紗矢子
中高生と保護者の皆さんへ
こんにちは、初めまして。神戸市立港島中学校から、JICA青年海外協力隊・小学校教諭としてフィリピンに派遣されています、岸本紗矢子と申します。
11月8日、観測史上最大級の台風30号がフィリピンに上陸しました。レイテ島、州都タクロバンでは台風が通過した地域の70~80%の家屋や建物が壊滅したといわれています。特に沿岸部では高波・高潮により町ごと飲みこまれ、元の姿が想像できないほどの惨状です。
これまでに、約24万人が家を失い、4460人の尊い命が奪われました(11月14日現在)。
空港が壊れ、瓦礫により道が封鎖され、陸の孤島と化した被災地では、飲食料が圧倒的に不足しています。人々は今もジッと恐怖と不安と空腹に耐えています。また水道や電気といったライフラインが途絶えていることから、衛生状態の悪化も懸念されています。
彼らが生きていくためには、今、安全に生きている私たちからの支援が必要です。皆さんからの寄附が集まれば、それで飲食料品等を買い被災地の人々に届けることができます。
東日本大震災の際、隣国であるフィリピンから「日本の被災者のために何か力になりたい」とおよそ3トンものバナナが届けられ、それらは被災者に勇気と元気を与えました。
私たち一人ひとりが直接的な支援をすることはできませんが、今フィリピンの現在の状況を知り、力になりたいと思っている人どうしが協力すればこれは大きな力となり、必ずフィリピンの被災地へ、あなたの温かい心は届きます。
私がフィリピンで過ごし始めたこの1年5か月、傍にはいつも歌って踊るのが大好きな根っから明るいフィリピンの人々がいて、どんなときも私を優しく包んでくれました。
彼らに、一日でも早く笑顔が戻る日が来ることを願っています。そのために、皆さんの力を貸してください。
よろしくお願いします。
青年海外協力隊フィリピン隊員 岸本紗矢子
(文章責任)
JICA青年海外協力隊 フィリピン隊員
平成24年度1次隊 小学校教諭
岸本紗矢子
これは、ジャイカからも正式に承認を受けている活動です。先生も今モンゴルにいて、自分の足で何かをすることはできません。でも、自分が派遣された国の人々を一人でも多く助けたいという気持ちはとってもよく分かります。
COCOWELLという、フィリピンの災害援助のグループがあるので一応紹介しておきます。
http://www.cocowell.co.jp/fs/cocowell/c/hiyan
どこの機関に募金をしても、フィリピンの人たちの心には届くと思います。
ただ、みんなは自分で働いているわけではないですよね。たくさんのお金を寄付する必要はないし、勝手に自分の判断で寄付をしないでください。必ずお家の方と相談をして、もし可能ならば協力してほしいと思っています。お金の募金が難しかったら、応援の気持ちをもち、ニュースに耳をすませるだけでも十分です。
一人ひとりは少しの金額でも、みんなの力が合わされば大きな支援になります。お金だけの問題ではなくて、みんなが同じアジアの国・フィリピンの災害に気をかけて、力になりたいなっていう気持ちをもつことが一番の支援だと私は思います。