2013年4月27日土曜日

お帰り! 4月22日

今日、チョイルからミクロバスで再び3番学校に来た。
3000tg(約270円)で、道なき道を走ること約一時間。
 
道中に草原をぼーっと見つめていると、やけにゴミが多い。
あれ?と思ってみてみると、どうやらゴミ捨て場があるようだ。
このゴミ捨て場、3mほどの穴を掘ったところに、ただただごみを集めているだけのようだ。ビンも、カンも、ビニール袋も、紙も、すべて同じところにある。
上から土もかぶせていないものだから、風で草原に飛んで行ってしまっているようだ。
 
私が愛するゴビスンベル県だが、唯一絶対に好きになれないもの。
そうです、ゴミなのです。今まで隊員のいる県に遊びに行ったこともあるが、正直なところダントツで汚いと思う。

きっと、昔の遊牧民生活をしていれば、今のような捨て方をしても何ら問題が無かったのであろう。動物の骨や野菜の皮は、他の動物に食べつくされた後にいつか大地に返って豊かにするものだから。
 
わが県は、シベリア鉄道が止まる小さな駅と地下資源があるけれども、首都からもそれなりに離れているし、外国の方がわざわざ観光しに来るようなものは一つも無い。
 
だから人目も気にしていないし、ゴミがある風景に慣れてしまっているのかもしれない。
 
モンゴルの素晴らしい地平線、美しい草原を見るたびに、いつも悲しい気持ちになる。
そのうち、子どもを巻きこんでゴミ拾いをしようかな。
 
今日はものすごい荷物を持って来た。
バックパックの中身は、首都で調達した共同絵の具、全員分の筆、お弁当箱(パレット替わり)、教科書、折り紙の本、けん玉 などなど。
 
寮暮らしは今のところとても気に入っているが、荷物の持ち運びだけはちょっとやっかいだ。
 
あと、今回持ってきたもの。私の大好きな「一眼レフ」!!
景色も人も、たくさん撮りたい。
私の右にいるのが寮母さん、左が毎日のごはんを作ってくれる方。
そして子どもたち。

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