2013年4月21日日曜日

こどもたちと共に

寮生活は、朝7時の朝食から始まる。全員揃っての朝食。寮母さんが作ってくれたパンケーキのようなものだった。
写真を撮ろうとすると、すっと消えた子どもが2人。16歳の女の子と17歳の男の子だ。照れてよけられてしまった。
静かな朝食。まだみんな眠いのかな?
 
各学年2クラス、計10クラスの3番学校。あと3クラスで全クラスの授業見学が終わるのだが、だんだん町や学校を歩いていて声をかけられることが増えてきた。
 
ドミトリーでのくらし、チョイルよりも小さい村なので、1か月もすればまちには知り合いだらけになるだろう。
驚いたのは、ここにも私の出たテレビ番組を見た人たちが本当にたくさんいることだ。
番組を見てもらえているだけで、認知度も変わるし活動を理解してくれている人も多い。
活動が充実していて楽しい反面、プライベートの時間が全く無いことは、少しずつ疲れがたまることなのかもしれない。
 
 
4時に自分の部屋に帰ってくると、間もなくドアをノックする音。「入って~」というと、17歳のオルゲルボルト。昨日熱心に日本語を学んでいたドミトリーリーダーだ。
「見て!」といって出してきたのは、日本語の教科書。
「すごい!どうしたの?!」
「友達に借りてきたんだ!これで今日夜、日本語をまた教えてくれる?」
 
 
今日は洗面器と洗剤を買ってきて、共同トイレで洗濯をした。手はがさがさだが、なんてことはない。ここにいる子どもたちも、土日に同じように洗濯をしているそうだ。
郷に入れば郷に従え。
 
・・・と偉そうに言ってみたものの、私はたらいにお湯を張って部屋で浴びるのはやめなさいと忠告されてしまった。私の部屋は外から丸見えだからだそうな。ということで、週に一回は、副校長先生(といってもまだ30歳のきれいなママ。)の家でシャワーを浴びさせてもらえることになった。やった!!!
シュエーゴビは毎日お湯が出ると聞いてびっくり!
物は少ないが、なぜか紅茶やパンもチョイルよりも品ぞろえが豊富で、なかなか美味しそうなものも。
 
6時半から夕飯、8時から9時まで日本語遊び(今日はひらがなの仕組みと簡単なあいさつ。)
9時から10時ちかくまで体育館でバレーにかけっこ、チョノとトーライ(オオカミとウサギ。いわゆる鬼ごっこです。)!!!

 
あ、足が・・・
 
そして今からお仕事。
今まで家事をしていたり、サラエグチの家に行ったり、ネットを見ていたりしたことが、今は全部子どもたちとの時間。
仕事柄、中学生から高校生の世代の子達とまともに話したことがほとんどなかったのでちょっと緊張していたが、むしろ話をくみ取ってくれるので話しやすい。
 
初めからこんなに飛ばしていて持つかしら、何て心配するよりも、子どもたちとやーーーっとそれなりに意志疎通できるようになったことを楽しもう。
やっと、スタート地点に立った。これからが教師としての勝負だ。

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